環境問題は地域が抱える大きな問題のひとつです。アクティブボランティア21では、平成13年度からEMによる環境保全事業活動を展開しています。
2005年度から地域住民の協力を得、施設横を流れる川附川で「愛リバー・サポーター活動」を実施しています。汚れた川へのEMだんごの投入で水質浄化を目指す取り組みを続けながら、毎年春と秋2回、川の両岸の除草とゴミ拾い、四季折々の種まきを通して河川の美化に貢献する活動を続けています。特に川の北側の土手道は「福祉ロード」という愛称で周辺地域住民の散歩コースとして親しんでいただいています。
「町内のゴミゼロ・環境美化運動を推進し、町民の意識向上に繋げる歌が欲しい。その歌を通してふれあいを強くしたい」という松山市北土居町内会の声をきっかけに、ボランティアスタッフによる『EMとことん音頭』が生まれました。ほか地区でも環境美化活動に幅広く利用できる曲になっています。各地区への普及を目指しています。
行政や農業、教育、環境現場でのEM活動事例発表などを通し、EM活用技術の向上や普及推進を図ることを目的に、四国4県持ち回りで毎年開催されている四国EMフェスタ。2010年10月24日、砥部町文化会館において開催された大会では、「ふる里みたいな町づくりを目指して(EMによる企業の社会貢献)」と題し、アトムグループの概要や、グループが取り組むEMの各事業のほか、EMを通してゴミ問題や環境美化運動を積極的に進めている松山市北土居町の事例などをスライドで紹介しました。
2007年度からは、松山二の丸庭園親水池の藻の発生を抑えるためにEM活性液投入を2年間実施しました。その後、松山市、砥部町の小中学校のプール清掃のためにEM活性液投入を開始、大きな広がりをみせて、2009年度にはプール清掃にEMを使用している小中学校数、その割合ともに愛媛県が全国一位になりました。
生ごみ処理容器を使用して、家庭などから排出される生ごみの減量と堆肥化をすすめる活動を通じてEMの普及活動をしています。